京都大学 産官学連携本部は、「岐路に立つ産官学連携-新たな方向性の模索-」と題するシンポジウムを開催する。
産学連携でイノベーション創生は、大学の命題
リーマンショック以降、我が国経済は依然低迷した状況が続き、日本企業の研究開発投資は今後減少することが見込まれている中、“いかに産学連携活動を充実させ、我が国のイノベーション創生に貢献するか”は、今後の大学の大きな命題となっている。
我が国の産官学連携は、ようやく準備段階を終えようとしているところでもある。
そこで当シンポジウムは、現状を打破し新しい産官学連携の方向性を展望するため、連携活動の活性化に向けて新たな取り組みを実施している大学を紹介するとともに、今後の方策等について提言することを目的としている。
なお今回、特別ゲストとしてドイツ・ハイデルベルク市長 エッカート・ヴュルツナ-博士による講演(通訳なし)がある。
産官学連携事業に携わっている方、産官学連携に関心のある方の参加を広く呼びかけている。
<開催概要>
日 時: 平成22年3月17日(水)14:00 ~ 17:00
場 所: 京都大学 芝蘭会館(本館2階) 稲盛ホール
京都市左京区吉田近衛町京都大学医学部構
プログラム:
【講演】
「東京大学TLOの活動状況と大学知財の取扱い」
㈱東京大学TLO 代表取締役社長 山本貴史
「東京工業大学における国際的産学官連携の取り組み」
東京工業大学産学連携推進本部 特任教授 高橋秀実
「共同研究講座の設置と今後の展開」
大阪大学 産学連携教授(知財部副部長) 藤澤 幸夫
「ドイツにおける産学連携の現状と政府の支援」(英語)
ハイデルベルク市長 エッカート・ヴュルツナー
「産官学連携活動の国際戦略」
京都大学産官学連携本部 本部長 牧野 圭祐
【パネルディスカッション】
参加申込先(問い合わせ先):
参加希望は、3月10日(水)までに
E-Mail : sympo@icc.kyoto-u.ac.jp へ
「参加希望」と明記し、氏名、所属機関・部署、連絡先
(メールアドレスまたは電話番号)」を記載の上
参加費: 無料
シンポジウム案内書京都大学 産官学連携本部