
国立大学法人静岡大学と丸石製薬株式会社が共同開発中の「災害時の感染対策」教育ツールに、このたび、紙芝居を用いた教育プログラムとして、『題名:かんせんレスキューシズマルーズ ようちえんにやってきた』の紙芝居(初版)が完成した。
全国の幼稚園や避難所を飛びまわって、みんなを感染症から守ることが役割
「かんせんレスキューシズマルーズ」は、5人のキャラクターからなる“レンジャー”で、彼らは全国の幼稚園や避難所を飛びまわって、みんなを感染症から守ることを役割とする。
このキャラクターたちは、藤井基貴研究室がこれまでに数々の取り組みと実践から構築してきた防災教育と、丸石製薬が長年蓄積してきた感染対策の知識経験をかけ合わせた結果、誕生したもの。
名前は、静岡大学(シズ)と丸石製薬(マル)の共同研究から生まれたことに由来するが、感染症が「鎮まる」の願いも込められている。
教材の制作にあたり、特に大切にした点は、不安を煽らないこと、日常の行動から自然と身につけられる内容であること、専門知に根ざした内容であること。読み手にも配慮し、伝え方の工夫や専門知識をわかりやすく解説した。
詳細は、
https://www.m-ipc.jp/pickup/shizuokaac-bousai/ (坂土直隆)