
工務店のための間取りプレゼン用システムを提供する安心計画株式会社は、九州産業大学 建築都市工学部 住居・インテリア学科と連携し、7月に同学科1年生70名を対象とした特別授業「情報処理入門」を実施した。
学生に、「AI時代における人間の役割」を考えるきっかけを提供
授業では、AI技術を活用した建築デザインの基礎を学ぶことで、学生に「AI時代における人間の役割」を考えるきっかけを提供した。
7月に実施した授業は、同学科の1年生70名を対象とした科目「情報処理入門」(担当:香川 治美教授)の一環として行われた。
住居・インテリア分野で「いつ、どのような情報処理が、なぜ必要なのか」を、学生自身が具体的に思考できるようになることを到達目標とした。
授業では、複数の住宅図面をもとに、学生が住人のライフスタイルを考察し、同じ課題を与えられたAIの分析結果と比較。授業後のアンケートからは、これからの建築を担う世代のリアルな声が明らかになった。
さらに、12月には、3年生向け「実践編」の授業も予定している。
(坂土直隆)