
株式会社Genki Global Dining Conceptsは、明治大学経営学部との産学連携プロジェクトを、10月から11月にかけて実施し、Z世代の視点を取り入れた新たな価値創出の可能性を探った。
学生たちによる独創的な提案を通じて、同社の今後の商品企画・販促活動に向けた多くの示唆を得ることができたと発表した。
Z世代の消費意識や価値観をより深く理解する機会に
Genki Global Dining Conceptは、「元気寿司」「魚べい」「千両」「うな釜」といった寿司レストランチェーンを国内外で展開する飲食企業。
このプロジェクトでは、明治大学経営学部の学生34名(6チーム)が参加し、同社から提示した課題「Z世代に選ばれる回転寿司チェーンとは?」に対して、約1か月間にわたって議論し、発表を行った。
最終発表では、学生たちがSNSやマーケティングの知見を活かし、Z世代ならではの共感性と拡散力を意識した多彩なアイデアを提案した。特に、SNS「BeReal」を活用した発想や、AIを取り入れた動画プロモーションなど、独創的な内容が多く見られた。
同社としては、これらの提案を通じて、Z世代の消費意識や価値観をより深く理解する機会となり、今後の商品企画やブランド戦略を検討するうえでの重要な指針となったとしている。
(坂土直隆)