
一般社団法人日本能率協会と国立大学法人九州工業大学、株式会社Kyutech ARISEは、DX推進力の定性的評価を測る「DX推進力アセスメント」を開発した。
“学術と実務を融合した実践的なアセスメント”
5月15日(木)、福岡市内で三者共同の完成記者発表会を開催し、開発の経緯やこのアセスメントの特長を伝えるとともに、DX推進の取り組み不足による経済損失の危機に対して、九州発の新ツールで挑んでいく考えを示した。2025年内から提供を開始する予定。
DX推進力アセスメントは、人材育成・組織変革の分野で80年以上の実績を持つJMA、DXに関する高度な学術知見と豊富な教育カリキュラムを保有する九工大・Kyutech ARISEの三者による「産学連携に関わる包括協力協定」に基くもの。
2024年8月から開発を本格的にスタートした“学術と実務を融合した実践的なアセスメント”となる。
受検者自身がDX推進担当者になった仮定で、計6つの設問に記述式で回答し、「DXによる業務改善構想」「ユーザー視点のDX技術活用」などの6つの次元(ディメンション)で、多面的に評価。
記述式で回答することで、受検した【個人】と【組織】双方の強み・弱み、今後の成長のためのヒントを明確にすることができる。
(坂土直隆)