
株式会社ハイクは、国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 野生動物資源学研究室および岐阜県飛騨市と連携し、画像AIによるクマ検知に基づいて忌避剤を自動噴霧するシステム「AIクマスプレー AIBeS(アイベス)」の野外実証(PoC)を、4月29日(水)より開始する。
飛騨市内の対象エリアにデバイスを設置。クマの行動変化に関する指標を取得・評価
このPoCでは、飛騨市内の対象エリアにデバイスを設置し、AI検知性能、装置運用性、自動作動の安全性・確実性、ならびにクマの行動変化に関する指標を取得・評価する。
産学官連携により、技術検証の透明性と客観性を高めながら、人里と野生動物生息域の適切な「ゾーニング(すみ分け)」の実現に向けた実装可能性を検証する。
ハイクは、野生動物調査向けのIoT自動撮影カメラとAI画像解析クラウドの開発・提供を通じて培ってきた技術をもとに、「検知・自動撮影」「AI画像解析」「通知・条件設定」「自動噴霧」 を一連で行う仕組みとして、「AIクマスプレー AIBeS」を開発した。
AIBeSは、クマの接近を自動で検知し、事前に設定した条件に応じて忌避剤を噴霧することで、危険エリアへの接近抑制を図るシステム。人里エリアをクマにとって「危険な場所」として学習させることで、人と野生動物のすみ分けを促進することを目指している。
(坂土直隆)