
ライフツービッツ株式会社は、京都大学 古川壽亮教授らと共同開発したストレス対策/メンタルトレーニング・アプリ『レジトレ!』の有効性を検証したRCT(無作為化比較試験)の成果が、今年4月に世界最高峰の国際学術誌「ネイチャー・メディシン」に掲載されたと発表した。
うつ病治療等に用いられる認知行動療法を、手軽に自主的に学び実践
このプロジェクトは、経済産業省ならびに日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けて、実施されている。
企業や健康保険組合等に、病気の診断や治療を目的としない非医療機器(non-SaMD)として、レジトレ!のWeb版やアプリ版を提供し、義務化の対象が広がる見込みのストレスチェック後のケアなど、幅広くB2B向けに販売する計画。
『レジトレ!』は、うつ病治療等に用いられる認知行動療法(CBT)の核となる5つの基本スキル「行動活性化」「メタ認知」「睡眠行動改善」「コミュニケーション改善」「問題解決法」を、手軽に自主的に学び、実践できるよう設計されている。
ユーザーは、日常生活の中でレジリエンス(心の回復力・耐性)を、楽しくトレーニングすることができる。
ライフツービッツでは、今回の研究成果を受けて、『レジトレ!』の社会実装に向けた具体的な計画に着手する。
※レジトレ研究ページはコチラ:
https://rezitore.com/about.html (坂土直隆)