Hotel&Dataは2026年9月1日、独自に実施した旅行・観光アンケートをもとに、「一人旅」と「配偶者・恋人との旅行」の旅行先選びや旅行目的を比較した分析記事を公開しました。独自のアンケートをもとに、一人旅と配偶者・恋人との旅行のニーズを比較しました。2025年12月〜2026年2月の回答では、「宿泊施設の質」を重視する割合が一人旅20.6%に対し配偶者・恋人45.9%で25.3ポイント差。また旅行目的の「温泉・癒し」でも24.5%対52.3%と27.8ポイント差がみられました。
同行者による旅行の違い
Hotel&Dataは、独自に実施した旅行・観光アンケートをもとに、「一人旅」と「配偶者・恋人との旅行」で、旅行先選びの重視点や旅行目的にどのような違いがあるかを分析しました。
今回の比較では、2025年12月〜2026年2月の回答から、一人旅102人、配偶者・恋人との旅行170人を対象としています。
旅行先選びでは、「宿泊施設の質」が一人旅20.6%に対して配偶者・恋人45.9%となり、25.3ポイントの差がみられました。
また旅行目的では、「温泉・癒し」が一人旅24.5%に対して配偶者・恋人52.3%となり、27.8ポイントの差がみられています。
記事全文[短縮URL]:
https://x.gd/WoYeO
配偶者・恋人との旅行では「宿泊施設の質」「食の魅力」が高い
旅行先選びで重視する点について、2つのグループで選択率の差が大きかった項目を比較しました。
配偶者・恋人との旅行の方が高かった主な項目は、
・宿泊施設の質:一人旅20.6%/配偶者・恋人45.9%(25.3pt差)
・食の魅力:一人旅34.3%/配偶者・恋人47.6%(13.3pt差)
・立地・アクセス:一人旅27.5%/配偶者・恋人32.9%(5.5pt差)
でした。
一方、一人旅の方が高かった項目では、
・安全・安心:一人旅25.5%/配偶者・恋人21.2%(4.3pt差)
・自然や癒し:一人旅34.3%/配偶者・恋人30.6%(3.7pt差)
となっています。
[資料:
https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4ODIyNiMzNzk4MzAjODgyMjZfRUNjV0tKY1lIQy5wbmc.png ]
特に「宿泊施設の質」で大きな差がみられる一方、すべての項目で配偶者・恋人との旅行が高いわけではありません。同行者によって、旅行先を選ぶ際に意識するポイントが異なる可能性がうかがえます。
※上記は統計的有意差を示すものではなく、今回のアンケートで観測された選択率の差です。
配偶者・恋人は「温泉・グルメ」、一人旅は「イベント・自然」が相対的に高い
次に、旅行目的(旅行で何をしたいか・どのような体験を求めるか)を比較しました。
配偶者・恋人との旅行の方が高かった主な項目は、
・温泉・癒し:一人旅24.5%/配偶者・恋人52.3%(27.8pt差)
・グルメ・食事:一人旅37.2%/配偶者・恋人56.5%(19.2pt差)
・観光・名所巡り:一人旅47.1%/配偶者・恋人64.1%(17.1pt差)
でした。
一方、一人旅の方が高かった項目では、
・イベント(スポーツ・ライブ・祭等):一人旅17.6%/配偶者・恋人5.3%(12.4pt差)
・自然・アウトドア:一人旅24.5%/配偶者・恋人17.6%(6.9pt差)
となっています。
[資料:
https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4ODIyNiMzNzk4MzAjODgyMjZfWXBCcW9sYm5xby5wbmc.png ]
今回の回答者では、配偶者・恋人との旅行で「温泉・癒し」「グルメ・食事」「観光・名所巡り」が高い一方、一人旅では「イベント」「自然・アウトドア」が相対的に高い結果となりました。
旅行商品の企画では、年代や所得だけでなく、「誰と旅行するか」も顧客ニーズを考える切り口の一つになりそうです。
「誰と旅行するか」で、商品企画の仮説も変わる
今回の結果からは、たとえば商品企画上の仮説として、一人旅ではイベントや自然体験と宿泊を組み合わせた企画、配偶者・恋人との旅行では食事、宿泊施設そのものの魅力、温泉・癒しなどを組み合わせた企画、といった方向性を検討できます。
ただし、これらは今回の調査によって施策効果が確認されたものではなく、商品企画やマーケティングで検証するための仮説例です。
実際の商品企画では、さらに細かな疑問も生まれます。
「では、50代の一人旅ならどうなのか?」
「高所得層の配偶者・恋人旅行では、宿選びはさらに